メルセデス初の電気自動車EQCの極上の走りと、幾つかの悩ましい課題
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:編集部
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:編集部
メルセデス・ベンツがエンジンを搭載しないピュアな電気自動車を日本で初めて発売した。車名は「EQC」で、EQはメルセデスの電動車に与えられたサブブランドだ。すでにプラグインハイブリッドモデルの電動関連パワートレーンを「EQ Power」と名付けるなどブランドネームとしては使われていたが、完成車として初めてEQCが登場した。
先日開催されたフランクフルトショーでは、EQブランドのフラッグシップセダン「EQS」のコンセプトモデルがお披露目されたので、今後EQはCだけでなく、S、いずれはEなど、ラインナップ展開されていくはずだ。
EQCの外観はイメージ色のブルーが使われ、AMGのように押し出しが強いわけでも、ノーマルのメルセデスのようにエレガントでもない、未来的な印象を抱かせるツルリとした表面で、フロントフェイスも仮面をかぶったようだ。個人的には強烈な加速などのキャラクターに合わせ、もう少し立体的で自己主張が強くても良いのではと思うが、一目でEQとわかる。
EQらしさが最も現れていたのは乗り味で、今まで経験したことがないほど上質で滑らか。静かで力強く、回転振動もほぼない電動モーターを使った電気自動車を、高級車メーカーが本気で作ったらどうなるのか? EQCにはそれを具現化させた乗り味がある。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
バレンティーノ・ロッシ、ミサノで2年連続優勝。WRT勢が週末2連勝を飾る/GTWCヨーロッパ第3戦
ガスリー「予選よりもクルマの競争力がないと感じた。どこに改善の余地があるか見直しが必要」:アルピーヌ F1第7戦決勝
ヒュルケンベルグ「ペースは十分ではなく、早めのピット戦略もレースを厳しいものにした」:ハース F1第7戦決勝
“かわす性能”をオフロードにも。アライ、新色『V-CROSS 4 BATTLE』を2024年6月下旬に発売
「炎天下」の車内に“放置”は厳禁! 爆発や火災の危険性も!? うっかり「置きっぱなし」だとヤバイ物とは?
ホンダ新型フリード発表!! めっちゃ売れそう!! 最大のウリは?
90年代のホンダ「HR-V」は早すぎる登場だった!? 令和の今ならクロスオーバーSUVの旗手として爆売れしたかもしれません
6つのスタイルを楽しめるヘルメット「G-FORCE X」がウインズジャパンから7月下旬発売!
新型[フリード]も真っ青!? [シエンタ]が一部改良! 装備がグレードアップ! 巻き返しを図れるか?
まさかの「V16」搭載“セダン”あった!? 6速MT×400馬力超え「最高級モデル」がスゴい! ド迫力「エラ」装備の斬新セダンとは何者だったのか
危険じゃない? バイクをレトロに変身させるヘッドライトバイザーとは
次世代EVなど23車種を発売へ、2030年までに…印マヒンドラ
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった
【今わかること比較】走りと後席の快適性は新型「フリード」優勢。「シエンタ」に勝る点、劣る点
【VIPの隠密仕様】アルヴェル4人乗り「スペーシャスラウンジ」準備中。目立ちすぎLMより本命
【装備充実】ミドルサイズSUV「F-PACE」にジャガー90周年特別仕様車を追加 917万円から
スバル「レガシィ」生産終了。あなたが最も印象に残っているのはどのモデル?【写真でチェック】
三菱の軽EV「eKクロス EV」一部改良。グリーンやライラックのお洒落系カラーも登場。価格上昇は控えめ